BLコシヒカリ 旧コシヒカリ こしいぶき
BL:Blast resistance Lines(ブラスト・レジスタンス・ラインズ)とは、いもち病抵抗性系統のことです。
名前通り、お米の病気の一種「いもち病」に強い品種です。
病気に強くなるということは農薬の使用量を減らすことができる。
コシヒカリBLは、コシヒカリと「いもち病」に強い品種を掛け合わせて作った品種です。コシヒカリBLは、現在6品種あり、その中から毎年4種類を選択して作付けします。病気の発生率が減り、農薬散布も減るので、環境にやさしい農業が実現できます。
BLコシヒカリとは違い、BLよりも病気に弱いため、育てるための苦労は少し増えますが、品種改良されていない昔ながらのコシヒカリを守って作っています。今となっては、BLコシヒカリに移行してきているので手に入りにくい状況です。しかし、昔からコシヒカリを食べている人には人気があるので、お客様の期待に応えるために昔ながらの「本物のコシヒカリ」を頑張って作っています。旧コシヒカリは言わば本物のコシヒカリです。
「こしいぶき」は、新潟県が平成5年に開発し始め、平成13年から栽培されている新潟の新品種です。コシヒカリに匹敵する美味しさをもち、コシヒカリよりも10日ほど早く稔ることが大きな特徴で、稔る時期に気温が高くても品質が低下しないという性質を持っています。
「こしいぶき」は、コシヒカリを親にした「ひとめぼれ」と「どまんなか」を交配して生まれ、色、味、つや、香り、粘りなどコシヒカリの良さをしっかりと受け継いでいます。そのうえ早生品種ですから、コシヒカリが収穫されない秋早くに消費者に届けることができます。また、「こしいぶき」はコシヒカリに比べて粘り気が少ないため、丼物やカレーなどの料理に向いていると言われています。
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